
留学をする年齢って人それぞれだと思います。
中には小学生の子でも留学に興味を持つお子さんもいます。
この記事を読んでいる方は、今まさに子供が留学に行きたいと相談されて、どうすれば良いのか情報を集めているのではないでしょうか。もしくは、留学の準備をしている最中という方もいるかもしれません。
昔と比べて留学の情報は得やすくなりましたが、調べるほど不安になってしまうということも起こりえます。我が子ですからね。
子供の成長として留学を応援したいけど、やっぱり心配なものは心配・・・となるのは当然かと思います。
私自身、子供を育てる立場になって、将来我が子が留学したいと言い出したらどう思うだろうか?と思う事がありました。
私自身が留学しているので「本人が望めば是非応援したい」と思う反面「やっぱり心配」と、初めて自分の親が感じていただろう気持ちを少し理解出来ました。
・親としてどんなサポートができるのか?
・留学までに子供とどんなことを話し合えば良いのか?
そういう疑問に対して、少しでもお手伝いできる情報を提供できたらいいなという思いでいます。
後半では、私の親に当時のことを聞いてみた内容も含めて紹介していきたいと思います。
子供が留学に興味を持ったときがタイミング。よく話し合いましょう
留学と考えたとき、大学や高校、社会人になってからというイメージがあるかと思います。
中学で夏休みを使って、短期留学というのもちらほら聞く話でもあります。
休学して1年まるっと留学する、というパターンもあります。
ここでは、お子様と事前にどんな話をすれば良いのかを紹介していきたいと思います。
今回は、1人立ちさせるには心配な高校生以下(18歳以下)のお子様を想定しています。
日本の常識が通用しないのが当たり前
親として気になるのが、留学先の治安ですよね。
「できれば治安が良いところに行ってくれたら・・・」というのが親の願いだと思います。
でも、気づいている方も多いと思いますが、日本以上に治安が良い国はないと思った方が良いです。
私も留学の時に、「夜中に女性が1人で歩いても大丈夫な国は日本くらいだと思いなさい」と言われました。
ましてや、留学生は目立ちますからね。
ちょっと小ネタになりますが、トイレ事情も国それぞれです。
公共のトイレを使いたいなら、お金を払わなければならない、とか、トイレットペーパーはまず無い、とか。
日本はコンビニに行けばトイレを利用できますが、海外はそういう訳ではありません。日本ほど気軽にトイレは利用できないと思いましょう。
受け入れ先、ホストファミリーとどう付き合うか
受け入れ先は留学プログラムによって異なるところがあると思いますが、お子様に意識をさせて欲しいのが「受け入れ先は、留学期間中のあなたを責任もって引き受けている」という事です。
日本の親の代わりに、留学先の家族として生活をサポートしてくれるのです。
私自身、留学先は第二の家族、帰る場所という認識でした。
ですから、ホテルのような感覚で好き放題してはいけません。
例えば、留学先で外出しようと思ったとき、ホストファミリーが反対したり、何か心配しているのであれば、しっかり話を聞くように意識させましょう。
もしかしたら、地元の人でも避けている場所があるかもしれません。
何かあっても、留学中は駆けつけてあげられない事も伝えてみましょう
当然分かることではあるのですが、やはり言葉にして伝えてあげましょう。
言うと言わないでは違うと思います。
もしも、留学先で怪我や病気になったとき、留学している本人から周りに助けを求めないといけません。
私も、留学期間中に体調を崩し病院に行ったことがありました。
その時も、ホストファミリーに体調が悪いことを伝え、相談してから病院に一緒に行ってもらいました。(私の場合、診察の結果はストレスによる胃腸炎を起こしていました)
何か困ったことがあったら、自分から周りに伝えないと解決が遅くなることもあると、お子さんに伝えてあげてください。
留学に行くなら、なるべく現地の人とたくさん交流を意識させましょう
せっかくの留学です。
日本にいては分からないこと、経験できないことをたくさん見聞きして欲しいですよね。
留学するとやりがちなのが、日本人同士でくっついて行動してしまうことです。
気持ちはわかりますが、これでは留学でしか得られないことを逃してしまいます。
「現地のことをしりたい」とか「語学力を上げたい」と思うなら、それこそホストファミリーや近所の人たち、学校の仲間などとの交流を意識させましょう。
現地の人と交流することで、異文化交流し、語学力を磨いていくのです。
また、せっかく留学しても、日本人同士で行動してしまうのであれば、それはただの海外旅行や修学旅行と変わりません。
長期留学の場合、帰国後のことも話題にしてみましょう
留学によっては、1年休学をして留学するという場合もあります。
1年休学するということは、帰国後は一つ下の学年と一緒に卒業するということになります。
なかなか経験できないことなので、お子様によってはどう受け止めていけば良いか想像も出来ないケースもあるかも知れません。
そもそも休学を選択した時点で、お子様本人もその覚悟を決めないといけないですし、決めているはずですが・・・。
とはいえ、いざ帰国して現実になると、やはり最初は不安だと思います。
私自身、帰国後は覚悟はしていましたし、そのつもりでいましたが、やはり悩むことはありました。
大学生でも無い限り、10代にとって年齢が一つ違う人がクラスにメンバー入ってくるということは、大部分の人が経験したことがないことです。クラスメートもどう受け止めて良いのか、付き合い方も分からなくて困っていしまうのは仕方が無いのです。
私自身も「クラスで浮いてるなぁ・・・(苦笑)」と思っていました。
最初はどうしたものか頭の中で悶々としていましたが、なんだかんだ言って最後は「留学した時点で私は特殊なんだし、クラスで浮くのは当然か」と割り切っていました。
落ち着いてみれば、周りは付き合い方に困っているだけであって、私を拒絶しているわけでもなかったのですから。
それだけで十分だと当時の私は思うようになっていました。話しかければ答えてくれたので、卒業まで学校生活に不便を感じたことはなかったです。
私の主観ではありますが、長期留学するほどのお子様ですから、メンタルはしっかりしていると思います。
ですから、もしもお子様が帰国後のことを不安に思っているようでしたら、一緒に考えてあげれば良いと思います。
ちょっと突き放す言い方かも知れませんが、帰国後のことは、実際に帰国してみないと分かりません。
むしろ、留学でしっかり鍛えられて(?)、メンタルが強くなって帰ってくることを期待して、子供に任せてみましょう。
心配なのは当然。でも、留学は子供を成長させてくれると信じてください
留学から得られるものは、子供1人1人違います
留学はタダでできるものではないので、親にとっては真面目に留学をしてきて欲しい、と思ってしまいます。
例えば、言葉を習得して欲しいと思ったら、ある程度留学期間が必要と思ってください。
数週間~1ヶ月程度の留学でしたら、言語を身につけるには期間が短いからです。
ですが、留学期間が短くても、お子さんによっては言葉以外の何かを得て帰ってくることも十分あります。
留学中の変化の例として、いくつか挙げてみましょう。
日本の生活を離れることで、自分を見つめ直す子もいます。
留学がきっかけで、将来の進路を決める子もいます。
留学を最後まで諦めなかったという事実がその子の自信になり、前向きになることもあります。
言葉が通じないもどかしさを経験することで、忍耐力がつくかもしれません。
以前は引っ込み思案だった子が、自分の意見をハッキリ言えるようになるかもしれません。
海外の家族と交流することで、愛情表現が豊かなお子さんになるかも知れません(海外の愛情表現が身近になりますからね)
あなたのお子さんがどのような変化をするかは、それぞれです。
でも何かしら変化があると思います。
もしかしたら、それは留学直後では分からないことかもしれません。
何年か経ってからやっと「留学させて良かったな」と感じるのかもしれません。
【体験談】私の親に当時のことを聞いてみました
次は私の親に当時のこと、10年以上経ってどう思っているかを聞いてみました。
留学したいと言ったときはどう思った?帰国してからの印象はどうだった?
- 本当に留学にいけると思っていなかった(審査の試験が落ちると思っていた)
- 何かあったら・・・と思うと心配はしていた。
- 帰国後は、随分変わった。我慢強くなったし、明るくなった。
- 甘えん坊でなかなか自分から動こうとしなかったのが、積極的になった
箇条書きになってしまいましたが、こんな回答がかえってきました。
「心配していた」という言葉を聞いたとき、私は「やっぱりそうだったんだ」と思いました。
何故かというと、母親はそんな素振りを見せずに私を見送ってくれていたからです。
実際、そのお陰で私も留学を精一杯頑張れました。
今になって思いますが、親が異常に心配していたら、子供に伝染して子供も留学に対して不安がってしまいますよね。
そんな姿を見せずに送り出してくれた親に感謝です。
そして、私は、留学前は超がつくほど内弁慶、引っ込み思案、自分の意志を出すのが苦手でした。
あと割と打たれ弱かったので、一度へこむと手がつけられなかったという面倒な子供でした。
そんな私でしたが、本当に自分でもビックリするくらい留学前後で性格が変わったと思います。忍耐力、行動力はかなりつきました。
特に、メンタル的な強さがついたことは本当に私にとって大きな成長でした。
今では周りから「どうやったらそんなにタフになれるの?」としばしば言われるくらい、精神的に強くなっています。これも留学でそれなりに苦労したからこそです。
さいごに
留学というものが身近なものになったとはいえ、やはり自分の子供が留学するとなると受け止め方が違うかと思います。
あとは、親が留学経験をしているのといないのでも、また受け止め方が違うと思います。
私が留学した当時は、まだまだ特殊なイベントのような受け止め方をされていたと思います。私自身もそうでしたし、親も少ない情報の中でどうすればよいか模索しながら留学の準備を進めていた記憶があります。
ここまで読んでくださったということは、それだけ真剣にお子様の留学を応援したいという気持ちがあったからだと思います。
今回書いた内容が少しでも不安や心配を解決することに繋がればいいなと思います。
また、留学に向けたお子様とどんなことを話したら良いのか?と悩む方に、この記事の内容が話題提供になれば幸いです。


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