1年の語学留学はどれほど語学力向上に効果があるの?【私の経験談あり】

留学を考えはじめたとき、「どれくらいの期間の留学で、どれくらい語学力が身につくのか」と気になりますよね。
私自身も留学前には「留学ってどれくらい期間あると語学が身につくの?」と疑問を持っていた記憶があります。
さらに、語学力を伸ばすためにはどんなことをすると良いのか?など疑問はつきないと思います。

また、私は英語以外の言語(スペイン語)を公用語とする国に、当時はほとんど話せない状態で留学しました。その状態でどれくらい話せるようになったかも紹介したいと思います。




語学留学を1年するとどれだけ英語力があがるのでしょうか?

語学力は「期間」と「どれだけ頑張ったか」で伸び方が変わる

留学というと英語圏が多いかと思います。
結論を先に言いますと、1年ほどの長期留学をした場合、日常生活レベルの語学力は身につくという意見が多いです。
中には留学先の学校のテストの点数がトップクラスになるほどの人もいるそうです。ここまでなるには相当の努力をしないといけないですが・・・。

実際に英語圏に留学した人で、語学力が伸びたという人の意見をみていくと、以下のような傾向があることが分かりました。

  • 留学期間はある程度長い方が良い
  • 留学前にどれだけ勉強したかも語学力の伸びに影響がある
  • 留学期間中、どれだけ話したか、勉強したかで語学力の伸びに差が出る

長期の留学というとどれくらい?というのはあるものの、年単位での留学になると長期留学に分類されると考えて良いでしょう。
一方で、数週間~1か月程度の短期留学は「期間が長い修学旅行」と捉えるとちょうど良いかと思います。

数週間~1ヶ月程度の留学は現地での雰囲気、生活に慣れはじめた頃に帰国になるので、語学力の伸びを十分に実感するには足りないと思います。

留学するから語学力が上がるのではなく、どれだけ頑張ったかによる

言語って「相手の言っていることを聞き取る力」と「自分の考えていることを発信する力」の両方が必要で、この2つの力を身につけることでコミュニケーションがとれるようになります。
そして、この2つの力は、どれだけ頑張ったかによっても成長に差が出ます。

その差がでる要因として

  • 事前にどれだけ勉強を頑張っていたか
  • 留学中にどれだけその言語を使ったか

によるところが大きいと思います。

やはり、留学前に文法、単語を勉強していれば、現地では勉強した内容を実戦していくので伸びが早くなっていきます。
だからといって、留学前に勉強していなかったら留学にいっても意味が無いという訳ではないです。留学中にどれだけ頑張ったかでも、語学力はいくらでも伸ばすことができます。

いかに言葉のインプットとアウトプットをしたかで、語学力の伸びが変わってくるのです。むしろ、この努力をしないとせっかくの留学なのにもったいないです。

ちなみに、私の留学の経験談になりますが、同じ国の留学生同士でくっついて行動し、あまり現地の人と話さなかった人は半年たってもあまり話せない状態でした。
相手の言っていることはなんとなく理解しているのですが、言葉が口から出てこない。
そんな感じでした。

どれだけ事前に勉強しても、話すためのスキルは実戦で話さなければ伸びません。
現地の人とたくさん話すことで「異文化交流」しつつ、「語学を身につける」ことを達成して欲しいと思っています。

それに、言葉の失敗は留学生あるあるです。
とにかく、話して失敗して、直してもらうのが成長への近道です。
私も「言いたいことは分かるけど、なんか惜しい!」という間違いをして笑われたことはしょっちゅうでした。

それでも、「失敗するのが抵抗ある・・・」と思う人は少し見方を変えてみませんか?
日本で留学生がたどたどしく話していても、たいていの人は相手のペースにあわせて話を聞きますよね。
これは、どの国に行っても変わりません。みんな、たどたどしくてもあなたが何を言おうとしているのか理解しようと耳を傾けてくれます。

失敗を恐れず、たくさんの人と交流しながら、言葉のインプット、アウトプットの機会を増やしていきましょう。




英語以外の語学留学は?ほぼゼロスタートで留学した私の場合

上では、事前にどれだけ頑張ったかで語学力の伸びが変わる、という話をしました。
でも、中には英語以外の国への留学を考えている人もいると思います。
その場合、どれくらい語学力を身につけられるのか?と気になりますよね。
そのケースは私自身が経験しているので、私の経験談を紹介したいと思います。

【体験談】スペイン語が公用語の国に留学しました

私は、高校留学でスペイン語が公用語の国(コスタリカ)に1年近く留学しました。

また、その留学をするまでは、スペイン語なんて全く勉強をしたことがありませんでした。
留学先がコスタリカに決まってから、数ヶ月先の出発の日まで多少スペイン語を勉強した程度。
留学当初は、簡単な挨拶とつたない自己紹介程度しかできなかったのです。

そんな私が辞書を片手に度胸と勢いで留学をして、帰国するころには旅行レベル~日常生活レベルのスペイン語を身につけられました。

また、私が選んだ留学プログラムは異文化交流を目的とした留学でしたので、ホームステイしながら現地の子供と同じ高校に通っていました。(専門の語学学校には通っていません)

なので、いかに話せるようになるかは、本当に自分次第だったんです。
日々、周りが話すスペイン語を聞いて(観察に近かったかも)、「こういう場面では、こういうフレーズを言うんだ」という積み重ねで言葉を覚えていきました。
あとは、自分の口からサッと出るまでひたすら繰り返しでした。
赤ん坊が言葉を覚えていくのと同じ過程だと思います。

語学力は数ヶ月単位で伸びを感じていた

次に、ほぼゼロスタートの言語の場合、どのようなペースで成長をしたのかを紹介したいと思います。

留学先がコスタリカに決まるまで、私はスペイン語は無関係の生活(勉強経験も無し)でした。
留学時も、挨拶、数字、最低限のフレーズ(自己紹介など)だけしか覚えられていませんでした。

こんな私が1年の間で、どんな風に変化したのか紹介します。

0~3か月

かなりゆっくり話してもらわないと相手の言っていることがほぼ理解できず。
私からの会話は単語を並べるだけ。辞書は片時も手放せない。
ホームシックになり、夢に何度も日本の米やおにぎりが出てきた(笑)

3ヶ月~6ヶ月

相変わらずゆっくりめで話してもらっていた。
周りも、私が理解できる話し方を心得ていたようで意思疎通の不便さが減る(ただし、私の成長の機会としてはあまり良くない状況になった)。
実際に、語学力の伸びが停滞しはじめたタイミングだった。
スペイン語の動詞の活用(時制)はできないものの3単語程度の文章なら話せるように。
この時期に、とある人から動詞の活用ができていないことを指摘され、辞書にある動詞の活用表を何度も確認するようになっていった。

6ヶ月~9ヶ月

動詞の活用をさせた文章が作れるようになった。
周りがうまくスペイン語をしゃべれない私に合わせてもらう(全部言わなくても理解してもらう状況だった)のは、スペイン語の上達に繋がらないと気がつき、「とにかく間違うことを恥じらうな」と意識を変えて色んな人に話しかけるようになった。
この時期から、再び語学力が伸び始める。
動詞の活用は全て理解できていたわけではないが、生活する上で必要な表現や活用から優先で覚えていった。
辞書を使う頻度が減り始めた時期でもある。
電話は少しずつできるようになったが、正直不安を感じていた。

9ヶ月~11ヶ月

1人でバスにのって、近距離の1人旅行をするようになった。(私の場合は、ホストファミリーが心配するので、この時期まで遠くに出掛けることを控えていました。)
相変わらず、動詞の活用は若干怪しさはあったが、生活に必要なフレーズは身についた。
日常会話であまり不便を感じたことはなかった。
特別ゆっくり話してもらわなくても、相手の言っていることは理解できていた。
また、分からない時もすぐ相手に「どの点で理解できていないか」を伝えられるようになったので、意思疎通が随分楽になっていた。
電話が不便無くできるようになった。
(電話は、相手の表情が見えない、辞書が使いにくい、という意味で考えると上達レベルを図りやすいツールの一つです)

私の感覚ですが、大体2~3ヶ月くらいで何らかの変化を感じていました。
この成長の仕方は一例です。
当然、ものすごい努力した人は、私のペース以上の速さでスペイン語を習得していたと思います。

余談ですが、私は留学に数冊の辞書を持って行ったのですが、どれも何度も読み返していたので帰国する頃にはページが手垢で黒ずんでいました。
今もこの辞書の汚れをみる度に、「自分はこれだけ必死に勉強したんだな」と誇らしく感じています。

自分の言いたいことが言えるようになると、さらに話すのが楽しくなる

毎日言葉のシャワー(インプット)を浴びていると、スペイン語でも段々「あ、今の理解できたぞ」「こう言っているんだな」という場面が増えてきます。

でも、聞く分には理解できても、自分の口からスペイン語がなかなか出てこないんです。
野菜や物の名前すら、さっと出てこない・・・。
そのもの自体が目の前にあったら指をさせばなんとか伝わりますが、いつもそう上手くいくとは限りません。

このもどかしさは、留学する人誰もが感じることです。
でも、そのもどかしいという場面と繰り返していく内に、ある日スルッと言葉が口から出てくるようになります。

その時の感動はたまらないですよ。
私も「やっと言えたー!」って心の中でガッツポーズしてました。

これを一度味わうとやめられなくなります。
もっと話せるようになりたい、と意欲が出てきます。

私の場合ですが、はじめて「やっと言えた!」を経験をした頃からの語学力の伸びは早かったと思います。
まさに、プラトー現象を乗り越えたってやつです。

さいごに

いかがでしたか?

語学留学を考えていると、どれくらい語学力が伸びるのか?は気になるポイントです。
語学は「どれだけ勉強を頑張ったか」「どれだけその言葉を使おうとしたか」でどんどん伸びていきます。

そして、異文化交流は留学の醍醐味です。
是非、語学力を磨きながら、日本にいては分からないことを見聞きして世界を広げてください。

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